2016.08.02

ぼっちトレイル練習 ~高尾山・陣馬山・南高尾丘陵 復路~


今回の高尾山口駅までの復路に選んだ小仏城山から南高尾に回るこのコース、見事に人っ子一人居ません(笑)。

大垂水峠近くまで下りて来たら、ようやく一組のハイキングのご夫婦をパスし、通りざまに

「こっちは空いてますね~」

と声をかけると、

「そうなんですよ。ゆっくり歩けて良いですよ。」

とのお返事。

ほんのちょっと外れただけなのに、渋滞、喧騒の城山や高尾が嘘みたい。

ほどなくして、見覚えのある道路。

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さあ、あと1,2時間したらゴールかな…。

でも、水分(しかも、塩分のない烏龍茶)があと300mlくらいしかない。大丈夫かな。

とりあえず、走ったり歩いたりで、大洞山に到着。

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これを過ぎたあたりから、足がさらに重く、鼻先と手の先がジンジン痺れ、胃がむかむかし始めました。

やばい、休憩して水分摂らなきゃ。

食べ物は半分以上手つかずで、あるけど、水分がほとんどないから、食べる気はしない…。

中沢山~泰光寺山間にある展望台のベンチに腰掛け、くっきり鮮やかに広がる津久井湖と丹沢系列の山々の眺望に、ここっていつもガスってて、見えないことが多いのに最高だよね~、それどころじゃなくジンジンしてるけど。と、しばし休憩。

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隣にいたおじいさんと10分ほどよもやま話をしている間に、ようやく痺れが治まり、落ち着いてきました。

「もうちょっと行ったところに、駐車場に降りる分岐があるから、15分ほど歩けば自販機があるよ。」
「ここから、高尾山口まで水分ほとんどないのは無理だから、必ず寄りなさい。」

と、念を押され、そうしようと思いながら、先に進みました。

でも、分岐点が分からなかった…泣。

取りあえず、見覚えのある山の名前の標識と、そこまでの距離を見ながら、残り僅かな水分をちょっとずつ口に含みながら進みました。

しばらくして、小さい子供たちと親の50人以上のこれからキャンプなのかな?な大集団に追いつく。

元気な時なら、トレイルの人にはありがたい、

「止まって~。先に行ってもらって~。」

との掛け声に、

「ありがとうございます」

と、止まるに止まれず、フラフラしながら、しかも草戸峠の、大地沢青少年センター方面と長尾・高尾山口方面への分岐の看板が集団で隠れ確認できず、彼らが向かおうとしている方向(青少年センター)を勧められるがままに先に進む。←大失敗。

あれ?あれ?

見覚えない道?こんなに急に降りたっけ?

と思いつつも、朦朧としているからかな、でもきっともうあと20分くらいでゴールするはず。

あと20分なら、もう大丈夫!

と、降りきったところは、全く見覚えのない大地沢青少年センター方面と大戸方面への分岐の道路。

どう考えても、草戸峠の分岐で進路を誤った。道路をぐるりと回るのは土地勘がないし、どれくらい時間を要するのかわからない。
急だけど峠をまた登ってやり直したほうが速い。

不審げな顔のさっきの大集団とすれ違いつつ、一歩一歩よろよろしながら登り、ロストした現場に戻りました。

しばらく、痺れが落ち着くのを待って、「高尾山口駅」の標識を確認して、再出発。

14時を回り、全く人に会いません。

気力のほうが、限界になってきたころ、ようやく前方にトレッキングの男性がひとり。

意を決して

「すみません。熱中症ギリギリなんですが、水がなくて。少し分けて頂けませんか。」

と、声をかけました。

イヤホンしていた男性は、いきなりヨロヨロおばさんから声かけられ、驚いたものの、少し水分を分けてくださいました。

またちょうどラッキーなことに、山中最後の遭遇者となったトレランの二人組が現れ、「スミマセン、この方が熱中症気味らしく、水分が無いそうなんですが、余分にお持ちじゃないですか?」と、イヤホン男性が声をかけてくださいました。

女性から「私もう要らないから」と、ペットボトルに半分残ったスポーツ飲料をそのまま頂きました。

しかも、「じゃあなたの空のペットと交換ね」と、不要なペットを回収してくれるという…泣)

「たぶん、その様子だと、1時間とは言わないけど、駅まで30分以上要すると思うから、少し休んで行きなさいね」

と、三名に諭され、うんうん!頷き、精いっぱいお礼をお伝えし、見送りました。

でも、誰も来ない道にじっとしているのも、だんだん帰りの時間が気になってきたので、水分で多少楽になってから、痺れは残るものの、ぼちぼち歩き始めました。

5分ほど行くと、あれ?さっきのイヤホン男性が。

「いや、行き倒れてたらと気になって、どうせあと30分くらいなら、一緒に歩いて降りようかと」

待っていてくださいました泣泣。

山の人たちは、ほんと優しい…。

そこからは、見も知らぬ人と、世間話や山の話、反抗期の中学生のお嬢さんと父親はどう接するべきかについてなど(笑)、語り合いながらおかげで途中で痺れもなくなり、無事40分ほどかけて下山することができました。

名前も何もお聞きできませんでしたが、ここでお礼を言ってお別れ。

感謝マックス。

この間、当然だけど、写真なし。

駅前の極楽湯は混んでいたけれど、ちょうど、ふろっぴぃ行のバスが来たので、ようやくありつけた冷えたドリンクを自販機で買って乗り込みひと安心。

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今回の、トレイルは、準備不足と過信とから、呼ぶべくして呼んだ災難を経験し、すごく勉強になりました。

前日からの体調管理。

携帯品。特に塩分。水分。

分岐点での確認。

コースアウトした場合の対処。

一人で行くことに、もっと責任と自覚を持たなきゃ。

でいて、新たな良かった発見もいっぱい。

一人のペースの快適さ。

なんだかんだ言って、場所チェックと、時間を気にして動いていること。

ひとりでも、十分たくさんの人と会話し、コミュニケーションできたので(最後は1時間弱しゃべりながらハイク…)、あまりひとり感はなかった。やはり、話しかけるのは苦じゃないみたい。

懲りたところ、反省したところは多分にあるけれど、学習して、またどこかでトライします。

ひとりお疲れ!@ふろっぴぃ

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自宅最寄り駅まで戻ったら、金曜の反省会場の前は、夏祭り。

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Posted at 08:31 | トレラン | COM(10) |